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 其の四:いよいよ出産、のはずが・・・

100108

モンシロ出産のときの記録です。
お時間のゆるす方はどうぞお付き合い下さいまし。
出産までのお話は左メニューの「プレおかん道」からかココをポチで。

  其の一 それは破水から始まった
  其の二 決断の早さには自信があります
  其の三 無痛分娩って本当に無痛なの?

こうして麻酔エピデューラルを注入して陣痛の痛みを飛ばしつつ、
4時間置きに抗生物質の注射をし、子宮口が10センチになるのを待つ。
待つ、待つ、待つ・・・そして待つ。
でも、半日経っても子宮口は何と3センチから開かなかったのだった。
前日の夜の寝入りばなに陣痛が来たお陰でいわゆる徹夜状態の私達、
一向に進まないお産に疲れが溜まって次第に無口になっていく。
陣痛の波と大きさ、お腹の中の胎児の心拍を知る分娩監視装置を見ても
麻酔を入れられる前には測定値を外れて大きく振れていた針が
今では緩やかな波を描くほどに弱まっているのが素人目にも見て取れる。
もしかしてエピデューラルを使うと陣痛が弱まるのかと聞くと、
担当してくれていた助産婦さんはそういう場合もあると答えた。
どう考えても子宮口全開までにはこれから何時間も掛かるだろうということで、
付き添ってくれていた母親と相方を無理やり一旦家に帰して
休息を取ってもらうことにした。
それと同時に、わたしも病室のベッドの上で少しうつらうつらしたのだった。

そうして29日の午後3時頃、少し眠って元気になった母親と相方が
再び病室に戻ってきた。
その時点で子宮口は5センチという、カタツムリ以上にゆっくりした進み具合。
あまりにもゆっくりなのと破水から既に一日半以上経っているのとで、
陣痛促進剤を使ってお産を早めることになる。
もう薬漬け・・・相方と密かに「麻薬中毒者みたいだね」と囁きあう。
待っている間がとても暇なので、家から持ってきたオセロをしたり、
音楽を聴いたり、お菓子を食べたりしながら時間を潰したりしたのだった。

時間は午後6時になって、分娩監視装置に表れている胎児の心拍が
弱まっているようだというので、胎児の頭頂部から微量の頭皮を取って
子宮に十分な酸素があるかどうかを調べることになる。
その結果、今のところは問題ないということだった。
子宮口は8センチに開いているそうで、分娩はもうすぐだろうということだった。

午後7時、子宮口が9センチになったので
そろそろ分娩の準備に入ろうということになった。
翌日30日の相方の誕生日と同じ日にはならなかったなぁ・・・
なんてのん気に考えているわたし。
「陣痛の波に合わせて、さあいきんでみましょう」という
助産婦さんの言葉に合わせて力を入れてみる。
きっとそのわたしのいきみかたが下手だったのだろう、
何回か続けたところで体を立てた状態にしたほうが良いから
ベッドの背もたれを抱えるようにして座るようにという指示を受ける。
よろよろと言われるがままの体勢になると同時に、
背後の動きがなんだか急に慌ただしくなったようだった。

しばらくして、いきなり後ろから抱えられるようにして
体の向きを元のようにベッドに仰向きの状態に戻された。
何がなんだか分からずにぼんやりしていると
どかどかと一気に10人ほどの人たちが病室に入ってきて、
日本の出産で一般的なあの両足を支える器具を取り付けだして
その真ん中に白衣のおばさんが座った。

「赤ちゃんの心拍が急激に落ちてきているようなので、
もう一度子宮内に十分な酸素があるかを検査してみる必要があります。」
その検査結果をを待つ短い時間の間
病室に集まった10人ほどの誰だか分からない人たちはほとんど無言で、
不安になったわたしはおばさんに赤ちゃんは大丈夫なのかと尋ねた。
この時点で産科の医師だと紹介されたおばさんは、
大丈夫なように検査をしているから心配しないようにと言った。
それから、全て英語でのやり取りのためこの異常ともいえる状況を
把握しようにもできないでいるはずの母親に
今どうなっていて、これから何が起こりうるのかを説明する。
相方も同じように状況を把握していない母親を気遣って
しきりに「ダイジョウブ」と繰り返していた。

検査の結果が記されている紙を持って看護婦さんが入ってきた。
それを受け取った医師は
「結果があまり良くないので、これから急いで胎児を取り出します。」
そう言って、鉗子と呼ばれる金属のトングのようなものを
取り出したのだった。



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[雑記]出産記
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