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 其の五:モンシロ誕生

290108

モンシロ出産のときの記録です。
お時間のゆるす方はどうぞお付き合い下さいまし。
出産までのお話は左メニューの「プレおかん道」からかココをポチで。

  其の一 それは破水から始まった
  其の二 決断の早さには自信があります
  其の三 無痛分娩って本当に無痛なの?
  其の四 いよいよ出産、のはずが・・・

子宮内に十分な酸素がない状態なので急いで胎児を取り出すと言って
金属の大きいトングのようなものを取り出したおばさん医師、
何度か試そうとしていたけどどうやらうまくいかなかったようで
次に白っぽい樹脂でできた吸引カップを出してきた。
「胎児を早く取り出さなければ」の一言を聞いた後
この頃には緊急の帝王切開になる覚悟を決めていたわたしは
吸引カップを出した医師に正直少し苛立ちを感じたのだった。

「陣痛の波に合わせていきんでね」と言われ
分娩監視装置をチェックしていた助産婦さんが
頃合を計ってくれるのに合わせて総身の力を入れる。
それを何度か繰り返したところで、
「あと一回で頭が出るからね」との言葉が部屋に響く。
さっきまで赤ちゃんさえ無事なら帝王切開でも何でもいいと思っていたくせに、
その言葉一つで俄然頑張る気満点になる単純なわたし。

こうして8月29日午後7時43分、
なかば無理やり引きずりだされる形でモンシロはこの世に誕生した。
多分無事に産まれたことで頭が真っ白になっていたのだろうわたしは
直後のことをいまだに良く思い出せないのだけれども、
付き添っていた相方によると取り上げた医師の腕の中にいた
モンシロは真っ白で、その上産まれてすぐに産声をあげなかったそうで、
縁起が悪いのだけれども駄目だったんじゃないかと思ったそうで。
へその緒を切られた直後に上げたウギャー!という声を聞いて
すっかり引いてしまっていた血の気が戻ったと聞かされたのは
ずい分後になってのことだった。
それと同時に、破水から始まる分娩は時間が経てば経つほど
母子共に様々な感染症を引き起こす可能性があるということを深く考えずに、
自然に起こるであろう陣痛を長時間待ったことが
まだお腹の中にいたモンシロに大きな負担を掛けてしまったのだろうと、
今となって振り返ってみて後悔している。

ともかく、出産の後胸の上に乗せられた
モンシロの世界でいちばん愛しいその重さと暖かさを、
わたしはこの先一生忘れることはないだろう。
こうして8月29日午後7時43分、
モンシロ誕生と同時にわたしは「オカン」になったのだった。




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[雑記]出産記
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 其の四:いよいよ出産、のはずが・・・

100108

モンシロ出産のときの記録です。
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  其の一 それは破水から始まった
  其の二 決断の早さには自信があります
  其の三 無痛分娩って本当に無痛なの?

こうして麻酔エピデューラルを注入して陣痛の痛みを飛ばしつつ、
4時間置きに抗生物質の注射をし、子宮口が10センチになるのを待つ。
待つ、待つ、待つ・・・そして待つ。
でも、半日経っても子宮口は何と3センチから開かなかったのだった。

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[雑記]出産記
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 其の三:無痛分娩って本当に無痛なの?

171207

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  其の一 それは破水から始まった
  其の二 決断の早さには自信があります


個室に通されてベッドに横になると助産婦さんが二人入ってきて
わたしの提出したバースプランをチェックしながら
「えーと・・・水中出産希望なのね」
と言った。
わたしはすかさず、
「いえ、無痛分娩にして下さい」
と答えた。

「でもこのバースプランによると水中を試したいって書いてあるけど?」
「あ、それはなかったことにして下さい」
「そうなの?いいのよ、試したければ水中を試してみても」
「いえ、最初から無痛でお願いします!」

こうして、助産婦さん達は無痛分娩の準備を始めてくれた。
しばらくすると麻酔医とその助手の人が部屋にやってきて
ベッド脇にあったイスに腰掛けた。
ほとんど休みなしに襲ってくる陣痛の波のお陰で、
自己紹介の後に求められた握手に答えるのもやっとだった。
それなのに麻酔医はこれから行う麻酔がどういうものか、
どんな効果があるのか、どんなリスクがあるのかということを
懇切丁寧に説明し始めたのだった・・・

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 其の二:決断の早さには自信があります

141207

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  其の一 それは破水から始まった


結局、おなか辺りに普段と違った痛みを感じ始めたのは
夜ベッドに入って間もなくの29日午前1時過ぎのことだった。
それが陣痛だというのは、痛みが規則的にやってくることですぐ分かった。
ただ、その間隔が最初から3分しか空いていないことに驚いた。
妊娠本からの受け売りだと陣痛は最初15分間隔くらいから始まって
時間が経つに連れてだんだん縮まってくるはずのもので、
3分というのは分娩がもうそう遠くないことを意味していると認識していた。

とりあえず同じベッドで眠っている相方を起こして経過を話す。
二人で時間を計ってみると30秒ほど続く陣痛が
やっぱり3分間隔でやって来ては引いていく。
肝心の痛みのほうはズドーンという子宮に重く響く感じで、
我慢できないというには程遠いものだった。
そうこうしているうちに一時間くらい経って、
陣痛の間隔はなんと2分にまで縮まってしまった。
それに比例するように痛みもどんどん強くなっていく。
相方に病院に電話を入れてもらうと、
普段ならもう少し家で陣痛に耐えてもらうところだけれども
破水から時間が経っていることもあってすぐ病院に来るようにとのことだった。

病院に着く頃には陣痛は底から突き上げてくるような激しい痛みになっていて、
その間はとてもじゃないけど歩ける感じではなかった。
これから先痛みがどれくらい強くなるのかは分からなかったけれども、
この時点で陣痛の波がくると既に吐いてしまいそうなくらいだった。

そんなこともあって、その頃には自分の中でもう決めていたことがあった。
絶対に「無痛分娩」にしようと。
こんなときの決断は早いわたしなのだった。



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 其の一:それは破水から始まった

101207

モンシロ出産のときの記録です。
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8月28日の早朝、
寝返りを打った瞬間に足の間に生暖かいものが流れた。
ああ、これが噂の破水っていうやつだわ・・・
なんて寝ぼけた頭の中で思いながら体を起こしてトイレに行く。
『こんな場合はすぐ病院へ』と本に書いてあるように
大量に流れ出しているわけではなさそうだったので、
朝起きてから病院に電話して指示を仰いでみることにして
またベッドに戻ったのだった。

翌朝9時頃に病院に電話をすると
検査をするからすぐに来てくださいとのことだった。
歩いて15分の病院への道を大事をとって車を走らせる。
到着後は助産婦さん二人がついて一人は血圧や心拍を、
もう一人は子宮口の開き具合をみてくれた。
なんでも分娩開始は10センチの全開状態になってからで、
その時のわたしの子宮口はたったの2センチしか開いていなかった。
それよりもなによりも肝心の陣痛がまだ始まっていない。

そんな具合だったので助産婦さん達から二つの提案をうけた。
このまま病院に残って陣痛促進剤を使い人工的に陣痛を始めさせる方法、
もう一つは一旦帰って自然に陣痛が来るのを待つ方法。
素人の私達にはどちらが良いのか分からなかったので
助産婦さん達に意見を尋ねると、もうすでに破水をしているので
陣痛が始まるのも時間の問題だろうと思うから
それを待ってみても良いんじゃないかということだった。
十中八九の確立でその日の夜までには
わたしは病院に戻ってくることになるだろうとも言われた。
だったらそうしようかということになって、私達は病院を後にした。
「自由がきく最後の日を存分に楽しんでね!」
という助産婦さん達の言葉に見送られながら。

この選択がきっと間違いだったんだろうと
後になって気づいたときにはもう遅かったんだけれども・・・



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